R. J. HavighurstとJ. Piagetのみる発達課題
古代ギリシャの哲学者Socratesは人間を"physis"(自然―個人の肉体的欲望)としての人間観と"psyche"(魂)としての人間観との2つの層から考える。そして、その中で、"arete"(徳)と「"psyche"のよさ」を強調する。Socratesが「知とは徳である」と考えるように生きている以上はヒトはより知的になるように努め、より人になるために艱難を経なければならない。知的になって行くための学習適齢期のタイミングは人間の発達と大きく関係があるといわれている。
岡本裕一朗ら 訳/ トマス・ネーゲル 著:「哲学ってどんなこと?」
本書は、哲学とは何か、どういう学問分野であるのか、さらに現代哲学で議論されていることは何かを通して、「哲学する」とは何か、その方法を示している。本書の原著のタイトルは、”What does it all mean?”であり、つまり本質とは何かを問っている。和名「哲学ってどんなこと」であり、入門書っぽく見えるが、これから哲学はもちろんのこと、哲学にかかわる人には必読の良書である。
よい映像: (2006年7月4日追加)
Zimermann (pf) and Bernstein (conductor),
バーンスタイン指揮,ツィマーマンピアノ演奏のベートーヴェンの芸術作品「ピアノ・コンチェルト第5番」。
親子以上にはなれた年齢を感じさせないバーンスタインの力強い指揮とツィマーマンの真面目な演奏は感動もの。
入手困難な作品であるが、作品の成功度、人気度を考えれば再販されることを期待できよう。